スピリチユアルカウンセラ-
といえばまず「江原啓之」さんが思い浮かぶ。多分彼が日本で最初に名乗り、「スピリチュアル」という言葉をポピュラ-にしたのではないだろうか。
彼も幼少の頃から数々の霊体験を経験し、小学校では前に座る子供たちのオ-ラで黒板の字がみえなかったとか、突っ込みどころ満載のエピソ-ドが多く、大槻教授も大喜びで突っ込んでいる。
テレビ番組の「天国からの手紙」と美輪明宏さん、国分太一さんと出ていた「オ-ラの泉」が印象に残っている。
メディアに出れば出るほどバッシングも強くなるのは世の常で、彼もネットや前述の大槻教授によく批判されていた。
あるサイトで、亡くなった人と交信ができるのなら、何故犯罪捜査に協力しないかとの質問に、犯罪捜査に協力していることが周知されて、もし犯罪組織に命を狙われても、警察は事前には助けてくれないと答えたらしく、「霊能者だったら、危険も察知しなさいよ!」とコメントで突っ込まれていた。“ナイス突っ込み”
余談だが、大槻教授は物理学者らしくオカルト全否定主義で、ことごとく霊能者や擁護者に噛み付いているのは有名である。だがある番組のUFO特集に出演した時に、UFOを捉えたとする映像を飛行機や車のライトとか鳥だと反論していたが、どうしても説明できない映像があり、これはわからないと答えて他の出演者に「分からんのかい!」と逆に突っ込まれていたのがチャ-ミングで少し親近感を覚えた。
他にも大槻教授は本で江原氏の言動に数々の反論をしている。
私もテレビを見ていて、霊視の場面では確定したことは言わず、どうとも取れる言い回しがあったり、亡くなった方との交信においては誰も真偽の証明はできないことに多少疑問を持っていた。更に本質とは関係ないが、髪の毛を赤茶系に染める男は生理的に嫌いである。偏見であるのは分かっているが、どうも今までの経験上、粗野で切れやすい印象がある。
そういった訳で、私も彼を多少胡散臭いと思っていた。
ある日国分太一さんが「オ-ラの泉」の後日談で、江原さんと美輪さんが同時に国分さんの頭上空間を見つめていたことがあり、収録後に二人から、悪い霊が国分さんに取り憑こうとしていて大変危険だったが何とか祓えてよかったと聞きゾッとしたと話していた。どちらか一人が言うのなら眉唾ものだが、二人同時というところに信憑性があり、やはり二人とも霊感はあるのだと確信した。
また「天国からの手紙」では、小学生の男の子が自殺をし、両親が悔やみながらも子供の本心を知りたくて相談、江原氏が交霊してお子さんを代弁、両親が子供の将来のためにと仕事に励み、あまりかまってもらえないのとしつけが厳しいことで自分が愛されていないと思い、親の気持ちを確かめるために、ひもで首を吊るまねをしていたらすべって本当に絞まってしまったとのこと。最後に弟と両親に寂しいおもいをさせてごめんねと、お詫びと気遣いの言葉を述べていた。
もう一話は、幼い女の子を事故で亡くした父親からの相談。江原氏の霊視によると、自宅は母屋と離れがあり、離れの方に念を感じるといい、父親も離れにいるときに気配を感じるといっていた。実は、現在夫婦仲がうまくいっておらず、父親は一人で離れにこもりがちだという。江原氏が交霊、娘さんは両親の不仲が心配で成仏できずにおり、特に大好きだったお父さんに元気になってほしいといっていると伝えると、涙を流しながらママと仲良くすると約束し、安心して成仏する話。
大分前の放映でうる覚えではあるが、今思い出しても泣いてしまう。
一時期は前述したように少し胡散臭い思いもあり、いずれも真偽を証明できない話であると疑っていた。しかしスピリチュアル関連の書物を読んでいる内に考え方が変わって来た。
本質は真偽の証明ではなく、少なくとも江原氏のおかげで両親の魂が救われたということ。
これは霊能力の有無など関係なく、とてもすばらしいことだと考える。
また、メディアで有名になったことで相談事が激増したが、その内受けてよかったと思ったのは一割だという。それだけ占いや茶飲み感覚のしょうもない相談が多いのだろう。その上占いであれば外れることも許容されるが、霊視での相談となれば人は100%を期待する。割りに合わない仕事である。
それもあって最近メディアへの露出を控えているのかも知れない。