ほんとにあった呪いのビデオ71
やはり映像に関しては「ほんとにあった呪いのビデオ」シリ-ズが今のところ信憑性が高い。以前書いたように、このシリ-ズは霊能者の解説もなく、最後にナレ-ションで「・・・とでもいうのだろうか?」で終わってしまうので、なんだったんだろう?ともやもやが残るのが難点ではあり、スタッフが調査するスト-リ-仕立ての怪奇談にはやらせの匂いがするが...。
では、最近みたシリ-ズ71から...
「タクシ-のドライブレコ-ダ-」
走行中のタクシ-の後部座席中央に突然女性が現れ、しばらくして消える。結構鮮明に写っている。
「シルエット」
カップルが深夜歩いていると、建設中のビルの屋上に人影が現れ、突然飛び降りる。一瞬目パニックになるが、すぐに目の前にぼんやりとした少年のシルエットが現れ、彼女が怯えてしゃがみ込むとその背後に子供の足が映っていた。その後彼女は精神に異常をきたしたという。
「老人」
かなり古い、一般家庭の室内を移した監視カメラの映像。この家の解体を請け負った業者が発見し、好奇心から再生すると不可思議な現象が映っており投稿。
誰も居ない部屋で突然物音がしだし荷物が崩れ落ちる瞬間が映されている。すると住人らしき老人が部屋を見にくるが、誰も居ないのを確認して別の部屋へ戻る。後半部分で別室を撮影しているカメラに女性の霊が現れ、襖をとおり過ぎて消えてゆく。業者の話では、解体時床下から人骨が発見されニュ-スにもなったという。さらにこの老人が寝起きしていたと思われる部屋からは、異常なほどの糞尿臭がしたという。おそらく何かを恐れて夜中は部屋の中で用を足していたのではないかとのこと。それにしても、一般家庭の室内監視カメラといい、何かに怯えながらも引っ越さずにいたのは、この女性の霊と何か関係があるのだろうかと結んでいる。
「停電」
子供の誕生パ-ティ-の映像。子供がケ-キを食べているときに突然ブレ-カ-が落ちて真っ暗になる。父親がブレ-カ-を上げ電灯がつくと、席に帰ってくる父親の背後に髪の毛を逆立てた人間のシルエットと思しき真っ黒な人影が写りこむ。翌朝、撮影者である母親の全身に蚯蚓腫れができていたという。
しかしこの人影は全身が均一な漆黒で、逆立った髪の毛も漫画のようなきれいなぎざぎざであり、他の心霊映像とはまったく異質に見え、にわかには信じ難い。
「かくれんぼ」
祖母の法事に親戚が集まり、子供たちが庭でかくれんぼを始める。その様子を撮影していた若い母親が一緒にやろうと誘われ、鬼になって撮影しながら始める。「もういいかい?の呼びかけにか細い子供の声でかすかに「もういいよ」と聞こえたので振り返ると、そこには誰も居ない。子供たちはそれぞれどこかに隠れたのだろうけど、それまで子供たちが遊ぶのを見守っていた母親たちも居なくなっていた。そのとき、家の影から女の子が覗いているのに気づき追いかけていく。家の角をまわると更に奥のほうで庭を走って横切る子供の姿を見かけ探しに行く。その先には物置があり、周辺や中を探してもだれも居ない。不思議に思っていたところに子供たちが探しに来る。
子供たちはまだ「もういいよ」と言っていないのに、鬼が勝手に居なくなったので探しに来たのだという。母親たちもみなどこにも行かず、ずっと庭にいたのだというが、確かに映像には誰もいない庭が映っていた。子供たちが探しに来なければそのまま異次元にいざなわれていたのかもしれない。不思議な恐怖感が残る投稿映像であった。
「瑕疵」(前後編に分かれたスト-リ-仕立ての調査、投稿者顔出し)
まず、投稿者が6歳の時に、叔母夫妻が誕生祝にと、おもちゃのアイテムをプレゼントしに来てくれたときの映像。母親の背後に不気味な顔をした男性と思しき黒い影が映っている。撮影されたアパ-トは引っ越してきて間もなかったが、早々から心霊現象が度々起きていた記憶があるという。そしてその5ヶ月後に母親が突然死してしまったらしい。撮影から16年経ってからの投稿ではあるが、その映像と心霊現象の調査をスタッフと一緒にすすめることになる。
しかし問題のアパ-トはすでに取り壊されて別の物件が建っており、当時の斡旋業者を訪ねると、決して「心理的瑕疵物件(事故物件)」ではなく、そんな噂も聞いたことが無いという。そこで、今度は亡くなった母親の交友関係を辿っていくと、「人生が良くなるセミナ-」で知り合ったという人の話を聞くことができ、当時の交際相手からDVを受けていたらしいことがわかる。また「人生が良くなるセミナ-」においては、代表が詐欺罪で逮捕されたとのこと。何とか元セミナ-の関係者を探し出し、話を聞くことができる。最初はまともな自己啓発セミナ-だったが、それでも人生が良くならず脱退を考える会員に対し、怪しい儀式を執り行って退会を防いでいたらしい。「自分が良くならないのは周りが悪い!周りの人間がいなくなれば・・・」という考えを埋め込み、廃校を使って呪いの儀式を行う様になっという。
最後にその場面を盗撮した映像が紹介される。
まず会員が呪い殺したい人物の大切なものを代表に預け、代表が呪いの呪文を唱えながら、会員は呪いたい人物の名前を叫びながら木槌を何度も台に叩きつける様子が映っている。そして投稿者の母親の番が来て代表に預けるべく取り出したのは、なんと誕生祝に叔母にもらったおもちゃのアイテムであり、代表にそれを預けるとおもむろに木槌を台に打ちつけながら、「○○死ねっ!」と息子の名前を連呼しており、そしてその背後にはアパ-トの映像に移りこんでいた男性が割合鮮明に映りこんでいた。
最後の場面で投稿者とスタッフが、儀式が行われていたらしい現場に行き着き、捨てられたゴミの中におもちゃのアイテムを見つける。しかし、16年も経過している割には現場も荒れておらず、おもちゃも真新しく見え、投稿映像は信憑性があるとしても、スト-リ-や投稿者の顔出しには疑問が残る。
同時に借りた「投稿 霊能者も震えた実録怪奇現象集 本当にみるつもりですか?」
「ん?」